レッドフォード監督『大いなる陰謀』第2回ローマ国際映画祭で上映

関連写真画像 4枚・2007年10月23日、第2回ローマ国際映画祭(Rome Film Festival)で映画『大いなる陰謀(Lions For Lambs)』のフォトコールに登場した(左から)俳優のマイケル・ペーニャ(Michael Pena)、ロバート・レッドフォード(Robert Redford)監督、俳優のトム・クルーズ(Tom Cruise)、俳優のアンドリュー・ガーフィールド(Andrew Garfield)。(c)AFP/TIZIANA FABI

【10月24日 AFP】(一部更新)現在開催中の第2回ローマ国際映画祭(2nd Rome Film Festival)で23日、米映画監督ロバート・レッドフォード(Robert Redford、71)の反戦映画『大いなる陰謀(Lions for Lambs)』が公開された。

 トム・クルーズ(Tom Cruise)、メリル・ストリープ(Meryl Streep)、そしてレッドフォード自身も出演している同作品では、戦争、政治、メディアの対立が描かれている。

 記者会見に出席したレッドフォード監督は、この作品で2001年の米国同時多発テロ以降の米国の状態を描いたと語り、「われわれはようやく、戦争に突入した理由、戦っている場所、戦争で払った犠牲を理解することができた」とコメントした。

 物語では、大統領の地位を狙う上院議員(クルーズ)が、ある重要な軍事作戦に関する情報をジャーナリスト(ストリープ)にリークする。だが、自分を利用し政界を登りつめようとする上院議員に、ジャーナリストは怒りを覚える。一方、理想主義者の大学教授(レッドフォード)は学生たちに社会的な良心を持つように訴える。

 この2つのストーリーが、アフガニスタンの雪山の戦場に米陸軍として派兵されたレッドフォードの元教え子が登場する場面と、彼らの上官が戦闘状況の衛星写真を見ている場面が、複雑に絡み合ながら描かれる。

 クルーズはレッドフォードを、「人を惹きつけるような、おもしろくて知的なアイディアを、構築し展開することができる監督だ」と称賛。一方の同監督は、自らを「悲観的な楽天家」だとし、本作品は答えを出そうとするものではなく、質問を投げかけるだけだと語った。

 大人になるまで政治には関心がなかったというレッドフォード監督は、かつてイタリアのフィレンツェ(Florence)で美術を学んでいた頃、欧州を旅行していたとき、「なぜ政治に関心がないのか」と周囲から尋ねられたという。「衝撃的で恥ずかしかった」と同監督は当時を振り返る。

 出演者の英俳優アンドリュー・ガーフィールド(Andrew Garfield)は、本作品が映画デビュー作となる。レッドフォード監督、ストリープ、クルーズなど豪華スターと共演を果たしたガーフィールドは、この出演を「僕の今までの人生で一番とんでもないことだ」と笑った。

 本作品は、ローマ国際映画祭では、コンペ部門外で出品されており、現在開催中の第51回ロンドン国際映画祭(The Times BFI 51st London Film Festival)でも上映された。

 最近はこのほかにも、米国のイラク及びアフガニスタンでの戦いを描いた作品が多く見られる。ギャヴィン・フッド(Gavin Hood)監督の『Rendition』も22日にローマで公開された。9月に行われた第64回ヴェネチア国際映画祭(64th Venice International Film Festival)では、ブライアン・デ・パルマ(Brian De Palma)監督の『Redacted』とポール・ハギス(Paul Haggis)監督の『In the Valley of Elah(エラの谷<仮題>)』が上映されている。(c)AFP

posted by タレントの塊〜タレントやグラビアアイドル at 11:23 | スーパースター・俳優
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